パスポートももってない私が英語が話せるようになった話 (Part 1)

2020年04月04日
entering whiskey bar with girl

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まだまだ上手くなれる余地はあるものの、私が英語を話せるようになった道のりについて話したい。

 

進学校出身ではあるものの、英語は得意なほうではなかった。

 

大学に入ってから、授業がおもしろくなくて、何となく海外ドラマを観始めたのが今思えばきっかけだったかもしれない。

 

私が最初に観始めたのは「スーツ」というドラマだった。

 

ニューヨークの弁護士たちが繰り広げる舌戦は、観ていて楽しく、ストーリー自体も飽きないものだったので、当時Amazon Primeで公開されていたシーズンまでを一気に観た。

 

最初のほうのシーズンはごくまれに聞き取れる単語がある、というような状況で、字幕を追うのに必死だったが、シーズンを追うごとに少しずつ聞き取れる単語が増えていった。

 

この段階まではドラマを楽しむ以外の追加の勉強は全くしていなかった。

 

少しずつ聞き取れる単語が増えてきたころ、聞き取れること自体が嬉しく感じ始め、何と言っているのかをフレーズ単位で注意深く聞くようにしてみた。

 

しかし文章として認識するには至らず、映像や知識に助けられながらなんとか単語を補っていた。

 

そうした状態が何週間か続いていたある日、偶然梅田で道に迷っている外国人旅行者を見つけた。

 

道に迷っている外国人旅行者自体はめずらしいわけではなかったが、なぜか引き付けられるように近づき、気がつくと話しかけていました。

 

How can I help you?

 

いま考えると明らかに道に迷ってる人に対しては若干変だったとは思うが、「スーツ」の主人公の一人ハーヴィースペクターの秘書ドナがどこかのストーリーで口にしていたのを聞いて、義務教育で習った英語が実際に使われていたことが印象的だったのか頭に残っていたフレーズが出てきた。

 

次元は低いことだし、小さな出来事だとはいえ、自分でも驚いた。

 

スカイビルに行きたがっていることがわかったが、行き方を全く説明できない。

 

時間はあったので、連れていくことにした。

 

道中、なんとなく聞き取れる単語で意味をつかみながら、こちらは身振り手振りを交えたほぼ「出川イングリッシュ」で自分はサッカーをやってる大学生であることや、海外ドラマにハマっていることなどをなんとか伝えた。

 

目的地近くまでの15分程度のことだったが、自分のなかでは大きな出来事だった。

 

「俺、意外と話せるやん」

 

そう思ったが、今思うと話せるというレベルなどでは全くなく、なんとか情報を伝達できたかもしれないというようなレベルだった。

 

ちっぽけな成功体験を得た私は、その日から少しずつ英語を勉強することにした。

 

とはいえ、題材は変わらず、「スーツ」の同じ話を聞き取れるまで何度も観た。

 

また、アウトプットの場所は絶対に大事だと思ったので、それからも梅田や難波で道に迷っている外国人旅行者にこちらから声をかけた。

 

あまり意識してはいなかったが、これを最初からバーなどでやっていると、煙たがられたと思う。

 

というのも、むこうがガイドを欲しているような状況だからこそ、こちらの英語がひどくてもコミュニケーションをとってくれたわけで、これがバーなら、こちらが英語を話せるようになりたいからといって話しかけても向こうからすれば酒を飲んで話しにきているので、乗り気にはなりずらい。

 

英語初学者に対して、バーにいけばいいんだよ、とおっしゃる方を見かけるが、個人的にはこれはおすすめできない。

 

相手の外国人たちも迷惑に感じる方もおられるからだ。

 

そういう意味では良い手段をとっていた私は、ゆるゆると英語学習を続け、ある程度道案内ができるようになってきた。

 

Shumpei - omoroi life (futsal member)

 

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