日本にいながら英語に慣れる方法はたくさんありますが、その中でも手軽でおすすめなのが、「スマホの言語設定を英語にするというもの」です。
ここでは、毎日使うスマホの言語設定を変えるだけでできる英語の環境づくりとその学習方法をご紹介します。
英語学習者にとっての一番最初の壁は「英語という言語に慣れていない」ことなのではないでしょうか。
まずその苦手意識を克服して、英語をもっと身近に感じられるような環境を作り出す必要があり、そこで活躍するのが、いつも使っているスマホです。
スマホを日本語で使っている方は、早速言語の設定を日本語から英語に変えてみましょう。最初のほうは使いづらいかもしれませんが、日本語で書かれていたのを思い出してなんとなく、で操作できる部分も多いのではないかと思います。
Android 「設定」→「言語とキーボード」→「言語選択」でEnglish に変更
iOS 「設定」→「一般」→「言語と地域」→「iPhoneの使用言語」
Android:「Settings」→「Language & keyboard」→「Select language」
iOS:「Settings」→「General」→「Language & Region」→「iPhone Language」
言葉は変わっても使うアプリの位置や設定の位置が変わったわけではないので、いつも使っているものは感覚でどこを押したら良いのかわかると思います。しかし、言語自体は英語に変わっていますから普段よく使うものから英語でおぼえていくことができるわけです。
例えば毎日アラーム機能を使っているのであれば、アプリの「時計」は”Clock”にかわっていますし、その中にある「アラーム」というカタカナ表記は”Alarm”と英語になっています。
このように自分が普段使う身近な言葉から英語で覚えていけるので、頭にも残りやすいと思います。
言語設定を変更すると、スマホ内のアプリもほとんどが自動的に英語に変更されます。英語モードにすることで今までカタカナ英語で表示されていた言葉がきっちりと英語に変わるので発音や「綴り」をしっかりと学ぶことができます。
例えば、外国の地名なども日本語では「北京」だったものが英語では”Beijin”と表示されしっかり英語の読み方と綴りが表示されます。
英語の「単数形」と「複数形」は不規則な場合も多く、苦手な人も多いのではないでしょうか。日本語だと数によって名詞の形が変化することが少ないですが、英語の単数形や複数形によって名詞が変わってしまうパターンに慣れないのです。
スマホの言語設定を英語にしておけば、例えば「 通知」も”notifications” のように複数形で表されます。
このように英語の名詞には単数と複数があるということを意識して学べるようになります。